春先の肌荒れの原因は花粉や紫外線の量の増加からです。
(1)花粉
3〜4月は花粉が多く飛ぶ時期です。鼻水やくしゃみなどの花粉症特有の症状が出ない人も、肌に影響が出る場合があります。しっかりとマスクやメガネなどで覆い、外からの刺激を守ることが大切です。
(2)紫外線
紫外線の量は、春になると一気に増えますね。冬の間は紫外線量も多くないため日焼け止めを塗り忘れても肌に影響ありませんでしたが、春〜夏の強い紫外線は肌荒れの原因にもなります。肌へのダメージが大きいだけでなく老化の元になるので、紫外線対策をしっかりと行なっていきましょう。
毎日のスキンケアアイテムや方法を見直してみましょう。
刺激の少ない化粧品を使うことも一つの対策。
アルコールや強い香料の入ったものは刺激になりやすいため避けたほうが良いかと思います。
敏感肌用のものや低刺激と表示されているものを選びましょう。
荒れがひどいときはワセリンやバームで保護を心がけましょう
どの化粧品もしみてつらい場合は、洗顔後にワセリンやバームで肌を保護するなど。
ワセリンは皮膚に染み込みにくい特徴があり、皮膚に蓋をして乾燥や刺激などから守ることができます。
肌に負担の少ない日焼け止めを使うことも一つです。
肌が荒れやすい時期は、SPF15〜30程度の肌に負担の少ないものがおすすめ。「紫外線吸収剤不使用」のものや「ノンケミカル」と表示されたものを選びましょうと効果的。
ビタミンAを積極的に摂ることも大切です。
バリア機能が低下した春の肌には、ビタミンAも有効だと思います。ハリとうるおいを保つ働きをもつ栄養素ビタミンAは、不足すると新陳代謝が低下したり、外部からの刺激によるダメージを受けやすくなったりして、肌荒れを引き起こす原因になります。
レバー、乳製品、卵、鮭などのレチノール類や、にんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草などの緑黄色野菜を積極的に摂ることで効果がアップされます。
リラックスする
充分な睡眠、入浴、おいしい食事、ヒーリング音楽など自分なりのリフレッシュ法や適度な運動も取り入れて、ストレスをこまめに発散するようにしましょう。
早めのケアで荒れない肌を手に入れましょう
季節の変わり目ケアのポイントは乱れやすい肌を外の刺激から守ること。
刺激の少ない化粧品に変えたり、肌への負担が少ない日焼け止めに変えたり、守りのケアに変えてみること。
ビタミンAを積極的に摂ること。
バリア機能を整えるために十分な睡眠をとること。
肌荒れ知らずの生活が送れるよう、少しずつケアしていきましょう。
Comments